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iOSでのWebプッシュ通知が可能に!配信に必要なPWA化とは?

iOSでのWebプッシュ通知が可能に!配信に必要なPWA化とは?

2023-07-24
ついに、iOSでWebプッシュ通知が可能になりました。iOSでWebプッシュ通知を配信するには、サイトをPWA化する必要があります。仕組みさえ覚えてしまえば、難しいことではありません。PWAの実装方法や流れを解説します。 

目次

1.iOSでWebプッシュ通知を送ることができるメリットとは

2.iOSでWebプッシュ通知を送ることができるOS・ブラウザ

3.iOSでWebプッシュ通知はどのように表示されるのか

4.iOSでのWebプッシュ通知の実装の際に必要な準備、PWA対応のやり方

 -PWAとは?

 -PWA化の流れ

5.iOSでのWebプッシュ通知の際にオススメの機能

 -セグメント配信

 -スケジュール配信

 -通知許諾

 -ABテスト

 

iOSでのWebプッシュ通知が可能に!配信に必要なPWA化とは?

これまで未対応だったiOSでのWebプッシュ通知ですが、リリースと同時に対応している企業も続々と増えてきています。

iOSでWebプッシュ通知を可能にするには、ウェブサイトをアプリのように使用できるためのPWA(Progressive Web Apps)化する必要があります。

こちらでは、iOSでWebプッシュ通知を配信するための流れと準備について解説していきます。

1.iOSでWebプッシュ通知を送ることができるメリットとは

プッシュ通知とは、アプリから自動的にお知らせを配信する機能です。自社アプリを持っている場合は、アプリからのプッシュ通知が可能です。しかし、一からアプリ開発をしようとすると、莫大な開発コストと時間を要するため、抱えるリスクも大きいものになります。そこで、Webサイトをアプリのように使えることができるようにする技術、PWA(Progressive Web Apps:以下で詳しく解説します!)という仕組みで自社ウェブサイトからもWebプッシュ通知が可能になります。

2023年5月現在で日本ではiphoneユーザーが圧倒的。69.64%のシェアを保持している(出典 Statcounter)ので、確実にユーザーに届けたいメッセージを送ることができるのです。

特に、タイムセール情報や新商品情報などをダイレクトに告知できるため、多くのEC事業者が導入しています。

2.iOSでWebプッシュ通知を送ることができるバージョン・ブラウザ

iOSでWebプッシュ通知を送ることができるのは、iOS16.4以降、ブラウザは現時点ではSafariのみとなります。(2023年6月現在)

3.iOSでWebプッシュ通知はどのように表示されるのか

iOS16 SafariでのWebプッシュ通知の表示は以下の通りになります。

通知をクリックすると、PWAのアプリが表示されます。

❶ロゴアイコンまたは画像

❷タイトル

❸ボディメッセージ

他のOS・ブラウザでの見え方はこちらも参考に 関連記事:【2023年版】Webプッシュ通知の全ての最新対応ブラウザとOSを解説します!

4.iOSでのWebプッシュ通知の実装の際に必要な準備、PWA対応のやり方

iOSでプッシュ通知を実装する場合、まずはウェブサイトをPWA化することが必要です。

PWAとは、Progressive Web Appsの略でApp Store等でダウンロードして使用するネイティブアプリを構築することなく、ユーザーにアプリ並のユーザーエクスペリエンスを提供することができます。

PWAのメリットとは?

1.アプリストアからのインストール不要

PWAはウェブブラウザで動作するため、アプリストアからダウンロードしてインストールする必要がありません。URLにアクセスするだけで、アプリケーションを利用できます。また、ネイティブアプリとは違い、ストアに申請する必要もないため、すぐにユーザーにリリースできるという利点もあります。

2.オフライン対応ができる

PWAはオフラインでも動作するように設計されており、インターネット接続がない状況でも一部の機能を利用できます。これは、サービスワーカーという技術を利用して実現されています。

3.さまざまなデバイスに対応

PWAはウェブ技術を使用して開発されているため、iOS、Android、Windowsなど、さまざまなOSで動作します。これにより、開発者は異なるプラットフォーム用にアプリを開発する手間を省くことができます。

4.自動更新の手間がかからない

PWAはウェブサイトのように自動的に更新されるため、ユーザーは最新の情報や機能を常に利用できます。

5.WEBプッシュ通知機能が使える

PWAはプッシュ通知をサポートしているため、ユーザーに重要な情報をリアルタイムで伝えることができます。

6.表示速度の速さ

PWAはキャッシュを利用しているので、高速でWebサイトを表示することができます。表示速度が速いことはユーザーのストレス軽減に繋がります。

ウェブサイトをPWA化するための流れ

このように多くのメリットがあるため、注目度も急上昇中ですが、実際にどのように実装すれば良いかはあまり知られていないのが現実です。

ここでは、ウェブサイトをPWAにするためのステップを解説します。

必要な前提としては、ウェブサイトが「HTTPS」化していることが条件です。

Step1 HTTPSの導入

PWAはセキュリティ対策としてHTTPS(安全なデータ通信を行うプロトコル)を使用する必要があります。SSL証明書を取得し、サーバーに設定することで、HTTPSを導入できます。

Step2 マニフェストファイルの作成

マニフェストファイルとは、アプリの名前やアイコン、表示方法など機能面を記述したJSONファイルのことです。このファイルを作成し、ウェブサイトにリンクすることで、PWAとして認識されるようになります。

Step3 サービスワーカーを実装する

サービスワーカーは、バックグラウンドで動作するJavaScriptファイルで、オフライン対応やプッシュ通知の機能を実現します。サービスワーカーを作成し、ウェブサイトに登録することで、PWAの機能を実現できます。

以上が、PWAの最低限の実装になります。これで、iOSでもWebプッシュ通知を配信できる準備が整いました。

5.iOSでのWebプッシュ通知の際にオススメの機能

PWAを実装し、準備が整ったとなると、Webプッシュ通知を効果的に配信したいもの。

ここでは、Webプッシュ通知を効果的に活用するためにオススメとなる主な機能を解説します。

 -セグメント配信

ユーザーの行動や属性でセグメントを作成し、そのセグメントに合わせた内容で通知を行うこと。一括送信よりもより効果的に狙った顧客にアプローチできます。

 -かご落ち防止

カートに入れたが未購入商品がある場合、購入忘れがないように通知を送ることができます。

 -通知許諾

WEBプッシュ通知のユーザー許諾を得るためのポップアップ表示方法です。通知の許諾を得るためにはカスタマイズ可能なポップアップ表示があることが好ましいです。

 -ABテスト

WEBプッシュ通知内容をテストできたら、内容の効果測定もできます。そこでABテスト機能があれば、効率的にCTRを改善できます。

iOSに限らず、AndoroidやWindows,macOSでもWebプッシュ通知は可能です。

CVRの向上、売上UPに繋げるために、必要な機能が揃ったサービスを選びましょう。

PUSHCODEなら、Webプッシュ通知に特化しているサービスなので、上記の機能がカバーされています。PWAの実装方法など、導入時のサポートも充実しています。

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